CSSについて

今日は雨が降っていてダルい。


最近思うのは、俺のサイトどうにかしろよと。
やっとパソコンが自由に使えて、ソフトが自由に使える身分になったってのに一向に変わらねえじゃねえかと。
というわけでかねてより導入を検討していたCSS(カスケーディング・スタイル・シート)の研究を始めることにした。


さて、このCSSとはなんじゃらほい、というわけですが。
別にそんな新しい技術でもなんでもありませんで、あたりを見回せばCSSCSSだらけであります。
いや、そんなとこにはねえよwwwwwwwどこ見てんだおまwwwwwwww
HTMLって言葉は聞いた事があると思うが、これはホームページを作る時には避けて通れない一種のプログラミング言語だ。
なにそれ?と思う人は右クリックで「ソースを見る」とか「ソースを表示」を選択してみてほしい。
表示される膨大な量の文字や記号、それがこのサイトの正体であるプログラムだ。
最近ではFlashとかJavaとかがよく使われるようになってきているが、HTMLを知らなくてはサイトは作れない。
じゃCSSって?
ネットサーフィンをしてれば分かると思うが、最近のサイトはやたらと見栄えがよくなってきている。
比べてみれば分かるが、俺がネットをやり始めた幼稚園の年長組の頃は(こんな)サイトが一般的だった。
このサイトは見事にHTMLだけで作られていて、今時めずらしいくらいだ。鬼のような検索でやっと見つけてきたものだ。
一方、CSSを使ってるサイトはといえば・・・(ここ)とか(ここ)とか・・・
正直枚挙にいとまが無い。
結局なんなのかといえば、CSSとはデザイン、見た目を定義する言語なのだ。
一般にスタイルシートと呼ばれる。
中学校や高校で「情報」の授業を受けたりしている人は「え?別にHTMLで事足りるじゃん」と思うかもしれない。
実はデザインを定義するのはHTMLの本来の使い方ではないのだ。


一般にホームページビルダーなどのホームページ作成ソフトが広まり、視覚的、直感的にホームページを作成できるようになったためにあまりピンとこないかもしれないが、デザインのためにHTMLの構文が複雑になるのは好ましいことではない。
HTMLはあくまでも「内容」を定義するものであって、その「見た目」を定義するものではない。
自分でタグを入れてみた経験がある人は分かるかもしれないが、デザインに凝れば凝るほどプログラムは見にくくなり、どこにタグをうてばいいのかわからなくなる。管理がしにくくなってしまうのだ。
実際、去年1年間自分のパソコンが使えず、ネカフェのワードパッドでサイトをいじっていたわけだが、サイトを思い通りにしようと思えば思うほどHTMLは複雑なものになってしまい、内容を変更する気もうせてしまった。


そこでCSSの登場である。
CSSはデザインを定義する言語であるとは先ほども述べたが、文章(HTML)とデザイン(CSS)を分けると当たり前だが文章(HTML)が複雑にならず、管理しやすくなる。
また、複数の文章(HTML)に対して同じデザイン(CSS)を何度でも適用できるので、大本のデザイン(CSS)を変えるだけでサイト全体のデザインを変えることができるようになるのだ。
CSSを使うと(こんな)ことができるのだ。
内容と見た目を分ければ、更新の際にそれぞれに集中する事ができるようになり、効率的だ。


もちろん問題もある。
爆発的な広がりを見せる一方で、CSSは対応していない、または完全に対応しきれていないブラウザが多いのだ。
例えば一般のブラウザのシェア80%を誇るというIE6(インターネット・エクスプローラ6.0)はCSSの表示に関するバグを多く抱えている。
また、CSSの中で要素の数値を「自動設定」とすると、ブラウザによってその解釈が異なっているために表示が崩れるという問題など、世の中はまだCSSを使うのに良い環境とはいえない。
従って、CSSをプログラムする場合はあらゆるウラワザを使ってバグ回避を行わなければならないのである。


まあ、なんだっていいことばかりじゃないさ。
とはいえ、CSSを勉強し始めたのは昨日からなのだが、ほとんどのことは理解できてしまった。
それが証拠に、うちの暫定メインページも(この通り)大まかな枠だけは作ることができてしまった。
HTMLの知識があったとはいえ、非常に理解しやすいし、覚えやすい言語である。
うちのページでも正式に実装できれば内容の更新もはかどるかもね。