金魚

今日の朝、家の金魚が死んでいた。
去年の夏に近くの神社の祭りの金魚すくいで貰ってきた。
といっても自分でとったわけではなく、一匹も捕まえられずサービスで2匹貰ってきた。
黒い出目金の方は早々に死んでしまったのだが、赤い金魚の方は今日まで一年半ほど生きた。
最初は海外製のゼリーが入っていた大きなプラスチック容器で飼っていたのだが、そのうち昔飼っていた熱帯魚の水槽に移した。
小さいうちはブクブクをいれていなくても大丈夫だったのだが、ある日グッタリとしている所を発見して大騒ぎになった。
親父の必至の介護で一命を取り留めた金魚はその後、顔が赤く腫れる感染症にかかったりもしたが元気に成長していた。
普段は静かに泳いでいるのだが、カラフルな餌の袋を見せると水面に頭を出してバシャバシャするのが可愛いかった。
死因はわからないが、水を循環させつつ酸素を混合させていたポンプの吸盤が外れて水面に落ち込んでいたことで機能不全に陥ったことで酸欠になっていた可能性が高い。
朝早くに帰宅していたので、もう少し気をつけていれば異変に気づけたかもしれないと思うと悔しさが残る。
気を引き締めなければならない。