なにが「幸せ」なのか

ササキィことタケルンから「最近どうよ」メールがきていたのだが、それどころではなかったのでシカトしてしまった。タケルン許せ。


先週の土曜日に部活があって、例の娘が久々に来たので飯に誘った。
「どうしよう?誰か誘おうか」
これが今の僕らの距離感だ。正直これでいい、とおもっている。
「あ、そうだ!お願いがあるんだけど。。。」
はい、なんでしょ?
「寝具を買いたいからお店に連れてってほしいんだけど」


あいにくその日は車を持ってきていなかった。
じゃあさ、一回家に帰って自転車置いて来なよ。俺も家帰って車で迎えにいってやるから。


「ほんとに?じゃあお願いしてもいいかな?」


こういう場合、「え、わざわざ帰るならいいよ」となるものだと思っていたが、彼女はノリ気だった。
車で来ればよかった〜と思っていたのだが、うれしい反応だ。


家の方向が同じなので、帰る途中自転車を押して話をしながら歩いた。
なんでも親父さんとケンカしたとかで、マジメな顔で聞いていたら「笑い話だよ?」と笑われた。
そんな話をしながら歩いていたらいつの間にか先に帰っていた彼女のクラスメイト達に追いついていて、話を聞かれていたようで恥ずかしかった。俺がこの娘のことを好きな事は彼女らも知っていたのでお互い気まずかったカモ。


その後車で彼女の家まで迎えに行って、やや離れたところにある店まで連れて行った。
二人で車に乗るのは久しぶりだな〜〜と思っていたら彼女はおもむろにバックからワックスのようなものを取り出して手首につけ始めた。
すると車内に花のような、石けんのようないい香りが漂った。
いいにおいだね。
「ほんと?このにおい好き?」
うん、何それ?
「ソリッド・パフィウムだよ。」
固形の香水ってのがあることを初めて知った。っていうかもう、においヤバすw
もうあれだ、車の中に塗りたくってくれwww
そんなことを言っていたら、ふとシフトレバーに手をやった時に腕にその香水を塗られた。


ちょwwwwおまwwww惚れてまうやろwwwwww
ってまあ惚れてるんだが。
おまえ、そんなことしたら一週間腕洗わねえぞw


とまあそんなこんなで、なんか肝心の飯は部員みんなでいくみたいな感じになってしまったのだが、
「今日お父さん出張なんだよね」
というのでそりゃお前、サタデーナイトフィーバーしかねぇよ!と酒を飲んで楽しい夜を過ごした。


いやぁ、最近会ってなかった分凝縮されたって感じ。
特に車で買い物しに行ったときはもうサイコー。
色んな「幸せ」があるんだろうけど、あのときの俺は確実に幸せだったww