CobaltCageを試す

前回組み立てたRIBCAGE用に購入したアクセサリがいくつか届いたので報告。






RedrockMicro CobaltCage。
アクセサリーをとりつけたりといろいろ便利そうなのでケージを試したくなった。
HERO3用のものはいくつか出ているのだが、RIBCAGEで利用するとなるといくつか注意しなくてはならないポイントがある。
ひとつは、Cマウントレンズを使用する場合はハウジングが利用できないので、HERO3をネイキッドでマウントできること。さらにCマウントリングは本来のレンズ径より大きいので干渉しないこと。
そして、HERO3とは異なるボディの厚みに対応できること。
これらを満たし、かつ国内で簡単に手に入るとなるとCobaltCage以外には見つからなかった。
RIBCAGE用のケージとしては最も有望だ。

車に轢かれても大丈夫Σ(||゚Д゚||)
しかし、Googleで探した限り国内でのレビューは見つけられなかった。
海外サイトでもレビューは少なく、潔く人柱になることに。

CobaltCageはRedrockMicroが出しているGoPro HERO用のケージでHERO2用とHERO3,3+用の二種類が用意されている。
HEROをハウジングに入れた状態で使う設計だが、ネイキッドでも使えるようアダプターが別売りされているので、そちらも注文。


今回はこちらで購入した。



内容物。
箱の中には本体とGoProアクセサリーフット、ドライバーに説明書。

ドライバーはペン型。
GoProアクセサリーフットはケージ本体下に取り付けられているビデオアクセサリーフットと交換することで各種GoPro用マウントが使えるようになる。



HERO3との比較。でかい。
85mm x 85mm x 44mmで約180g。
いかにも鉄の塊で、ハウジングの上から被せることができるため、ネイキッドなHEROと並べるといかにもデカゴツい。


サイドビュー。
ここで「あれ?」となった。

こちらがネット上で紹介されている写真。
明らかに形状が違う。

よくよく調べたところ、届いたケージの側面デザインはHERO2用のものと同じである事がわかった(右側面のフレームの一部がWiFiボタン用に取り除かれているので完全に同じではない)。それでも正面はHERO3のハウジング用に四角い穴があいているのである。取り寄せという割にはすぐ届いたので、HERO3用が登場する前に売られていたHERO2用とHERO3用の中間的な商品なのか?とも思ったのだが、パッケージの写真はネットに載っているデザインなのだ。
「商品のデザインは予告無く変更される場合があります」とかよく書いてあるが、ネット上で紹介されているものはNDフィルター等を装着できるようネジ穴の位置が工夫されているようなのでデザインの変更とかいうレベルではない。



リアビュー。
とまあ色々書いてはみたものの、個人的には「なんかめずらしいのが当たった?」程度にしか思っていないので放置。RIBCAGEを入れて使う以上、ただの箱でしかないわけで、ネイキッドなRIBCAGEが収まればそれでよし。

ボトムビュー。
全体にしっかりな作りで好感が持てるCobaltCageだが、この部分はいただけない。
なぜに穴が隅っこばっかなんだよ!
ビデオアクセサリーフットって、ただののっぺらぼうなブロックかよ!!
どうせならこのブロックに1/4のネジ穴を2個くらいがっつり開けてほしかった。
(GoProのハウジングと干渉するので難しいところではある)


なんでこんなに怒るのかというと、コバルトケージを買った理由の一つにRIBCAGEに同封されてくる1/4マウントが細すぎて汎用のビデオカメラ用雲台にうまくとりつけられないというのがあったからだ。
CobaltCageもネジ穴が端にありすぎるので、物によっては雲台側のクッションの反発力でカメラが傾いて固定されたりする危険がある。



GoPro HERO3(RIBCAGE)をネイキッドな状態で収める為に別売りのアダプターを取り付ける。

アダプターは主に二つのブロックに分かれており、こちらは下側。
固定用のネジを外し、

ケージの内側下面にストンと収める。
あとは先ほどこき下ろしたビデオアクセサリーフットにネジ留めする。

こちらは上側のパーツ。
同じく固定用のネジを外し、

ケージ内側上面に外側からネジ留めする。



ケージの正面裏側にHERO3がぴったり収まるよう土手が作られており、全くガタつかない。

固定は先ほど取り付けた下側のパーツについているブロックを六角ネジで締める万力方式。
パーツをネジ留めしたり何かと面倒な設計だが、この方式のおかげでLCDバックパックなどを背負わせた状態でもケージに固定できるのである。当然、RIBCAGEも問題なく固定できるというわけだ。

HERO3を付けてみる。
防水ハウジングに対応しているおかげでレンズ部分の開口部が大きく、これならCマウントリングも干渉しないだろう。



というわけで満を持してRIBCAGEをパイルダーオオオン!(え

おお、、、かっこえええ。
予想通りマウントリングは干渉せず。
いや、想像していたものよりずっといいぞ、Armed-RIBCAGE!



そしてこちらが二つ目のアクセサリー、Theiaレンズ SL183M!
某所で紹介されていた組み合わせに憧れて購入。

なんと言ってもレンズの青いリングが超ハンサム、、、。
RedrockMicroの青いロゴともマッチしてていい感じ!

CSマウントでも問題なくマウントできる。

ん?あれれ?


そうか、、前面の厚さが増してるからmicroSDカードにはアクセスできなくなってるのか、、、
いや待て、USBとHDMIポートギリギリじゃないか??!!



うぅわ、めっちゃギリギリじゃんこれ、、、GoPro純正のケーブルはどちらも刺さることを確認。

写真では分かりづらいが、ケージにぐりっとこするようにケーブルが刺さっている。

写真にはないがUSBもなんとか入った。
ただ、基盤にダメージがいくと怖いので後ほどケーブルの先端をカッターでスライスした。


というわけでCobaltCageまとめ。
○ここがいい
・ネイキッドでもハウジング入りでもLCD等のバックパックをつけたままマウントできる
・つおい(軍用アルミ製とか書いてあった)
・かっくいい
○ここが微妙
・穴の位置が微妙
・ねじねじしたりセッティングがめんどくせぇ
・万力のブロックがバッテリー用のドアに干渉するのでいちいち六角ネジを外さないといけない!
・GoProアクセサリーフットにこだわる必要はあったのか?下にしか固定できないし。
・これはしょうがないけど、ネイキッドでマウントすると録画ボタンが押しづらい。
20〜22個の1/4ネジ穴がある旨の記述があるが18個しかない。
・そもそも写真と違うもの送りつけてくんなよ!!(まだ言ってる)


なんか文句が多くなってしまったけど、CobaltCageはいい!感じ。
今後実際に使用してみて更に検証してみようと思う。



to be continued...