ZBrushもうダメポ

ヴァーーーーーーーーッ!!!
ズィーーーーブルゥルゥアァアアアアアシ!!!


はぁ、、はぁ、、、
んもおーー我慢ならん!!
どーなってんだZBrush!!


というわけで久々にパソコン相手にキーボード殴ったり画面にスタイラスを突き立ててみたり。
最近暇なので流行りの3D原型造りをやってみようかと思ったわけだが。


3Dモデリング自体はShadeで10年以上にわたってやってきたので、まぁポリゴンモデリングだかなんだか知らねえが既に成熟している業界なんだろうからそんなに学ぶのは難しくないはずとかなんとか。


とりあえずソフトウェアを漁っているとZBrushとかいうソフトが流行りのようで。
動画なんかを見るとまるで粘土をコネコネする様にスイスイっとやっているじゃありませんか。
かつて美大を目指して彫塑(粘土コネコネ)に明け暮れた経験も生きるし、Shadeで培った3Dモデリングの知識もきっと活かせるはず!

ここはやっぱり流行りに乗らないとってことで、とりあえず購入を視野に体験版(無料)をDLしてみたのだが、しょっぱなからつまづきまくっているのでメモ。さすがはプロ用ソフトですね(皮肉)。


・いいところ
基本的なブラシで盛ったり削ったりする分には直感的に出来ていい。以上。

・くそなところ
2.5Dモードがうざいとかそんなことはどーでもいい。むしろもともとそういうソフトだったからねと言われればフツーに納得。
そんなことよりキーアサインがとにかく分かりにくい。
例えば視点の移動は世に出回る多くのソフトでスペースキー+ドラッグだが、Z様はaltキー+ドラッグ。しかもaltを離すとズームイン・アウトなので、視点移動したかっただけなのにうっかりドラッグ解除よりもaltを離すタイミングのほうが早いと視点がドーンとドアップに。5回くらい失敗してると流石にキレそうになってくる。こんなキーアサインよりスクロールでズームでよくない??ちなみにスクロールは一切受け付けないので、横のツールボックスをスクロールするときもいちいちドラッグしなければいけないのがまたクソ。そしてツールボックスという用語がかなり浸透しているこの世の中にあって、いわゆる「オブジジェクト」的なものを「ツール」と呼称する紛らわしさ。まるで宇宙人の作ったソフトを使っているようだ。

まだまだある。作り置きの「ツール」などを参照するためのいわゆる「エクスプローラー」とか「ビュアー」あるいは「ライブラリ」とか呼ばれてきた機能は「ライトボックス」と言うらしい。ライトボックスってあれだろ?トレースするときに使うやつ。全く意味不明なネーミングだ。まあネーミングはまだいいとして、この「ライトボックス」で「ツール」を選択してカンバスに置こうとボックスの外を選択すると、不親切にも「ライトボックス」は消えずにそのままそこに鎮座するのである。いや、デジカメですらシャッターボタンを押すとすぐさま撮影モードに切り替わるこの御時世にわざわざボタンで切り替えなきゃいけないんですか??意義不明。そのくせブラシの設定画面は画面内をワンクリックする度に消えてしまうというクソ仕様。二つボタンを押したい時はワンクリックするごとにブラシのコンフィグを開かなきゃならないという。マジでストレス。

きわめつけはアクションラインとかいう極めて意味不明な機能。
別に使わなきゃいいものは使わなければいいだけなのだが、この機能はオブジェクト、じゃねえや「ツール」を変形させるために必須の機能なのでタチが悪い。ウェブのチュートリアルからお高い本まで読み漁ってみたがさっっっっっっぱり使い方がわからない。俺って頭相当悪いんじゃねえかって思えるくらい。猿レベルで。



とかなんとかギャーギャー言ってるうちに球体(すふぃあ)から簡単にオカユビッチ(自分)が。
ちくしょう、なんて楽しいんだ、、、。
スカルプトが直感的過ぎるあまりに、不親切過ぎるインターフェイスにより腹が立ってくるんだな、これは。
確かに粘土触ったことのある人におすすめってのは間違ってない気がする。