で、具体的に何がやりたいのか



まず、メーリングリストの管理権をすぐにでも渡してほしい。
ホームページ管理とメーリングリスト管理は同一の管理下にあったほうが仕事が円滑にできる。
ネットワーク管理のセンスのない人間がいつまでもネットワークを掌握していることは堪え難い。


次に1年生への指導方法の改善。
現状では一年生一人に複数の指導員がついて指導を行っているが、これは好ましくない。
なぜなら、指導員が必ずしも指導できるレベルにないからである。
もちろん、そのレベルにある人は多くない。
しかし、それなら1年生全員をレベルに達した指導員が見れば良い話である。
現状のままでは間違った形が1年生に教え込まれ、それがまた次世代に引き継がれていってしまう恐れがある。
基礎の段階、形を教えている段階であれば、正しい形を知っている指導員が一人で指導することも十分可能だ。
部活内で形がバラバラになっている事を憂慮して、形の統一に乗り出したのは4年生なのだが、そもそもなぜバラバラになってしまったのかという事に気づけていない。


加えて矢取りの問題。
矢取りについては弓道会でもその方法に差異がある。
しかし、矢を放つ側と矢を回収する側で声を出し合って安全を確認する事に変わりはない。
現在、回収側からの呼びかけに放つ側が応えるという方法を改め、放つ側から呼びかけるという方法に変更がなされた。
確かにこれは一般的な方法に倣ったといえるが、問題は誰が呼びかけるのかということである。
今の4年生が定めた方法は、一番最後に矢を放った人間が呼びかけるというものだ。
しかし、これはある程度の危険をはらむ。
うちの道場では同じ場所で2グループが弓を引く事をしばしば行う。
従って、右手のグループの最後尾の射手は左手のグループの状況を把握できない。
ということは、左手のグループの終了を確認せずに呼びかけをしてしまう恐れがあるのだ。
今はまだこの方式に慣れていないが、徐々に部員たちは呼びかけをルーティンにこなす様になってきた。
ルーティンになればなるほど、安全確認よりも先に声が出てしまう危険が高い。
では誰に呼びかけをさせるのか。
一番良いのは、射場の状況を常に把握できている人間である。
つまりは、ノートに成績を記録している人間か、黒板に記録している人間ということになる。
彼らはその業務の性質上、競技の進捗状況をつぶさに把握することができる。
もしかしたら、この業務は下級生のしごとであることに上は納得しないかもしれない。
しかし、何事も事故というのは新人よりも熟練者に多いものである。
むしろ緊張感をもっている下級生にやらせたほうが安全だし、安全に対する意識教育にもなる。


また、矢取りの呼びかけ方もかえた方がいい。
現状「矢取りお願いします」→「矢取りします」→「どうぞ(みんなで)」という流れだが、最後の「どうぞ」は少なくとも全員で言うのはやめるべきである。
もし、射場側が間違って「お願いします」といったとしよう。
回収側が「矢取りします」と言うまでに誤りに気づいた場合、射場側は「まだでーす!」などと取り消すことになる。
しかし、ここでその「まだでーす!」を回収側が「どうぞー!」だと聞き間違ったら・・。
危険な場合、射場にいる人間が動揺して複数の人間が「まだ!」「あぶない!」「待って!」などと叫ぶケースが多い。
28メートルも離れているのだから、「まだです!」を「どうぞ!」に聞き間違える可能性は十分ある。
従って、本当なら「矢取りします!」の後には無言で返すべきである。
そうすれば、何か問題があった場合には「あー!」でも「うー!」でもとにかく叫べば回収側に異常を知らせる事ができる。


あーー、眠くなってきたから寝る。